大阪府大阪狭山市の市議会副議長(当時)が自ら主催したレクリエーションで女児4人にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件で、府警は22日、別の女児の体を触ったとして、井上健太郎容疑者(54)=同市西山台5丁目=を強制わいせつ容疑で再逮捕し、発表した。「このようなことはやっていません」と容疑を否認しているという。
捜査1課によると、井上容疑者は2021年8月上旬、府外の宿泊施設でレクリエーションを主催し、参加した10代の小学生女児の体を触るなどした疑いがある。女児は、井上容疑者に参加を懇願され、当日は自宅まで車で迎えに来られたと説明。施設に到着した夜以降、翌朝までの間に被害を受けたという。
井上容疑者は20年9月に宿泊施設で主催した別のレクリエーションで、当時10~11歳の女児4人の体を触ったなどとして今月2日、同容疑で逮捕。市議会事務局によると、井上容疑者は15日に弁護士を通じて副議長を辞職した。
府警には逮捕後、同様の被害に遭ったという情報が約10件寄せられており、関連を調べている。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル